シナリオ本を見て貰えば、この場面の描写が如何に簡潔に記されているか判るだろう。 玲音対英利の描写は、ほんの一瞬、派手な事が起これば良いと思い、ト書きには何も記していない。 だが中村隆太郎監督がこの場面を簡潔に描く筈が無かった。 ショウちゃんの…
唯一明かりが灯る部屋に近づく。 ドアを、明け―― 中に入ると―― 部屋中を機器とケーブルが埋め尽くしている事に絶句するありす。「これが――、玲音の部屋……」 その声に、ベッドにいた者が反応する。 シナリオでは「ケーブルを着た」と表現していたが、くまを抱…
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