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serial experiments lain 20th Anniversary Blog

Present day, present time...

serial experiments lain」が放送されて20年が経つ。
 とは言うものの、特に何かが予定されていた訳では無いのだが、安倍吉俊君のファンの人達が中心になって「クラブサイベリア」というファン・イヴェントをクラブを借り切って開催される。
 このイヴェントについてはTwitterで「#クラブサイベリア」で検索して情報を得て欲しい。

 昨年から今年にかけては××周年に当たる作品が多く、昨年には中村隆太郎監督の遺作となってしまった「神霊狩 -GHOST HOUND-」10周年で、プレイバック中村隆太郎プロジェクトの方々により上映+トークのイヴェントがあった。
 今年は「デビルマンレディー」「ウルトラマンガイア」と共に「serial experiments lain」が20年という区切りを迎える。

 今年4月に、放送から16年を経て「デジモンテイマーズ」のBlu-ray Boxが発売となり、新規にCDドラマを昨年録音した。そういう特典があるにしても、高価な商品であり、またCDドラマには殆どのコア・キャストが集められたのだが、一人だけ事情で出演をお願い出来なかった。そこで、私的にTwitterアカウントをとって、公式サイドが書けない様な事も含めて宣伝を目的で書いていた。

 私はエゴサーチの類は忌避したい性質なのと、長文体質である事もありTwitterは縁遠い存在だと思っていたのだが、2017,8年現在のネットでの発信はTwitterが最も有効だというのは事実で、今や企業もサイトを立ち上げず公式アカウントで発信している。

 ちょうどTwitterの仕様が変わって、140文字内に1コンテクストをまとめれば、スレッドとして長文を連続投稿が可能になったのもあり、私は数ヶ月内の間に「テイマーズ」の各話回顧などを投下し、Google siteにまとめIndexを作成した。

 BD Boxは、今のアニメ・ソフト売り上げが落ち込んだ状況の中では、価格からしても驚かれる程には売れたのだが、当然ながら前2作には及ばなかった。

 Twitterアカウントをとって良かったのは、子ども時分に視聴して今尚好きでいてくれるクラスタの人達の存在を知る事が出来て、話が出来たことだった。

 私のTwitterアカウントのフォロワーの、もう大多数と言える数の人々はしかし、海外の人達である。北米やヨーロッパでも放送された事は把握していたが、当然ながらスペイン語版は南米にも輸出され、今尚多くのファンがいる(ポケモンなどには及ばないにせよ)。
 中国の人達らとも私の拙い英語でやりとりが出来たり、愉しい体験は多くあったが一方で疲れてしまった。やはり私にはTwitterは向かない。

 私は二つのブログを放置しているので、もうブログは書くまいと思っていたのだけれど、「lain」の事を振り返ると、シナリオ本の注釈以外に私がきちんと「lain」について書いた事がない事に気づいた。

 五月雨(さみだれ)式に思い出されるlainのあれこれを、クラブサイベリアが開催されるまでの間に書けるだけ書いておこうと考えたのが本ブログである。

 ブログのアカウント名「yamaki_nyx」は、頭に@をつければそのまま私のTwitterアカウントだ。「テイマーズ」の登場人物の名前由来で、小中だと判り易いアカウントを取り直すべきだとは思うのだが、もう面倒なのでこれ1本でいく事にした。