4Gamerがアニメと同じく20周年という事で、ゲーム版を回顧する企画をしてくれ、先日記事が公開となった。
担当の人は「クラブサイベリア」にも来ており、我々のトークも聞いている。
取材はサイベリア開催時からそう時間が経っていなかった頃だった。
安倍君、上田Pと三人でゲームをプレイしながら喋る――という趣向は私は当日初めて知ったのだが、最良の回顧になったと思う。
記事ではテンポよく編集されているのだが、実際はPS3の速度ではあっても、入力操作やロードはそこそこかかるゲームではあるので、ぼうっとディスプレイを見ている時間が長かった。記事をまとめるのはさぞや苦労されたと思う。
しかしこうして読み返すと、色々個人的にも新事実や認識の誤りを見出せる良い機会ともなった。
そもそも私は、ゲーム版のディレクター中原順志氏がアニメ・シリーズのデジタル・ワークを毎週担当していたのは、ゲーム開発がある程度目処がついていたからだと思い込んでいたのだが、実際には完全に被っていた時期がある。本ブログでの記述の誤りをここで訂正したい。
上田Pと中原君がNECでアラン・ケイに会っていたというのは私は初耳だった。現在のGUIのゴッドファーザーである彼に「lain」のペルソナ・インターフェイスの感想を訊けば良かったのに!